フリーター全般労働組合2008年8月の活動報告

 8月の活動としては、グッドウィル廃業に伴う、データ装備費未払い問題などの闘い継続からはじまりました。会社側は廃業でこれまでの問題はちゃらになったと思っているのでしょうがそうは行きません。「廃業で逃げれると思うな!」という意味を込め、スポット派遣部会を中心に7月31日に六本木ヒルズ前で廃業後の責任を追求する行動に参加しました。
 次に目立った取り組みとしては、私達が継続して取り組んできたガソリンスタンドユニオンなどいくつかの闘いが勝利したことをうけ祝勝会を開催したことがあります。会場では勝利したなかまが代わる代わる報告を行いました。多くの支援者・マスコミがかけつけるなか、会は盛会の内に終了しました。フリーター全般労組では今後も闘う仲間と支え合う活動を継続的に行って行きます。
http://d.hatena.ne.jp/spiders_nest/20080820/1219158983

 勝利した仲間に続けと今月も多くの仲間が立ち上がっています。
 前月に続き賃金未払い(3か月分)を9ヶ月間も支払わず、労働基準監督署の指導も、裁判所の命令も、組合との約束も守らないトーエイアカデミー(大塚隆俊代表)。
 度重なる団交拒否、組合・組合員へ数々の暴言を繰り返してきた某地域団体との都労委・立会い団交など争議に突入した案件も含めいくつもの団交が行われています。
 更に全国から組合をつくりたいとの仲間から連絡が私達に連絡してくるなど個別案件にとどまらない輪が広がっています。このメルマガをお読みになった方で組合を作りたいと思った方も遠方でも気にしませんので、相談をしてください。

 最後に、厚生労働省は23日、「ネットカフェ難民」の就労を支援するため、公共職業訓練の受講を条件に、訓練中の住居・生活費として月15万円を融資する制度を平成19年度から開始すると発表しました。この制度は年収150万円以下の層には返済を求めないとした制度であり、これまでの行政方針より大きく進んだ内容になっています。格差問題の悪化やを前に情勢は大きく動いています。私達フリーター全般労組も個別現場での闘いと、社会に働きかける取り組みを両輪で進めて行きます。

 みなさん、ともに闘いましょう!