「麻生邸リアリティツアー事件」国賠裁判報告

10月4日、「麻生邸リアリティツアー事件」国賠訴訟団は昼時の12時半から地裁前にて情宣を始めました。おなじみの「なくせ!公安条例」のバナーとともに、トラメでの元気なアピールと労組員や支援者とともに地裁前各所でのビラまきを2時過ぎまで行いました。公安警察の不当な妨害にも随時反撃を加えました。

第3回目を迎える今回の口頭弁論の傍聴には、いつも参加してくれるフリーター全般労組や国賠ネットの仲間に加え、他の裁判闘争を闘う労働組合の当該や支援者たちも駆けつけてくれました。新たな仲間との出会いが生まれ、活気あふれる交流の時間を持つことができました。

麻生国賠訴訟団は今回、東京都の準備書面への反論となる「原告準備書面1」と「求釈明」を提出しました。法廷では弁護団の大口弁護士から、東京都の準備書面に対する求釈明の演説がありました。東京都の準備書面では、フリーター労組に対する捜索差押えの根拠が一般的にしか説明されておらず、公安警察による恣意的な労働組合活動への捜索活動を許さないためにも、東京都は捜索差押えの必要性を厳密に説明するべきであるとの力のこもった弁論がなされました。

次回に予定されている東京都と国からの答弁はどのような内容が出てくるのでしょうか。引き続きご注目下さい。

次回、第4回口頭弁論は12月6日(月)14時30分から同じく地裁721法廷にて開かれます。傍聴への結集をどうぞよろしくお願い致します。