福島第一原子力発電所での元事故収束作業員当該です。特別手当(危険手当)について東京電力様や外部弁護士など、作業員向けアンケートの結果と対策に記載してある労使関係トラブル改善などの相談先を利用させてもらいました。

東京電力様の対応機関に元作業従事者として相談させて貰いました。より安全でよりよい作業環境を造り1日も早い収束を共になしとげたいと思っています。
以下送付文


東京電力株式会社
代表取締役社長 廣瀬直己
資材部 ご担当者 様
総務部企業倫理グループ ご担当者 様
担当弁護士 鈴木正勇 様


ご相談

前略 私は2012年1月13日から11月1日まで、貴社下請け企業である○○社に使用されて、東京電力福島第一原子力発電所構内の免震重要棟に併設されているプレハブ休憩所にて出入口管理業務に従事していました。雇用契約を結んでいたのは、○○県○○市に本社のある×社です。

貴社が7月付で発表したアンケートの項目を確認して驚いています。「労働条件・手当」の「特別手当」のところで、貴社は「福島第一原子力発電所固有の作業環境や作業条件に応じ、通常より割増しした工事費にて請負契約を締結しております。」としています。しかし、私と同僚たちは、○○社が用意した、いわき湯本の宿舎で寝起きして、週5日勤務でフクイチ構内で働いていましたが、同僚も含めて誰もそのような「特別手当」を受け取っていません。私たちが受け取っていたのは日給1万円だけです。

私はこの10ヶ月弱の間でおよそ20mSvの被ばくをしました。しかし危険手当や特別手当などないと、×社からは説明されています。私は○○社や×社にだまされているのでしょうか。それとも私が従事していた業務では、「特別手当」支給の対象にはならないのでしょうか。とても気になっています。

これから会社に問い合わせをしてみようと思うのですが、そのためにも以下2点についてご教示頂ければ幸いです。

1.福島第一原発での業務について貴社が下請け企業と契約する際に、「通常より割増しした工事費にて請負契約を締結」する基準

2.免震重要棟に併設されているプレハブ休憩所での出入口管理業務に貴社が見積もっている作業単価と割増率

3.プレハブ休憩所の外にあるゴミや汚染物の回収場所、およびゴミ処理施設へのゴミ・汚染物の運搬業務に貴社が見積もっている作業単価と割増率

4.2012年1月以降の業務について、貴社が○○社、×社に「通常より割増した工事費にて」支払った総額

ご多忙のところとは思いますが、1月19日(土)午後3時までに、下記の連絡先までご回答ください。なお当ご相談の内容については、私が所属する労働組合のサイトなどで公開いたしますので、よろしくお願いします。


2013年1月12日

福島第一原子力発電所作業員 XXX

連絡先
郵送:東京都渋谷区代々木4-29-4西新宿ミノシマビル2F
フリーター全般労働組合内 XXX
ファクシミリ:03-3373-0184
電話:03-3373-0180
メール:union@freeter-union.org