自由と生存のメーデー4月30→5月1日

●前夜祭
4月30日(土)19時30分〜
フリーター労組事務所
アンダークラス交流会」

メーデー集会
5月1日(日)15時30分開場
渋谷区代々木4−29−4西新宿ミノシマビル2F
京王新線初台駅東口から徒歩3分
資料代 500円

〇映像
『山谷―やられたらやりかえせ』『キャバクラユニオンの闘い』
トーク
平井玄(「山岡強一虐殺30年 山さんプレセンテ!」実行委員会)、布施えり子(キャバクラユニオン)、竹信三重子(ジャーナリスト・和光大学教員)

〇連絡先:電話 03−3373−0180
メール union@freeter-union.org
twitter:@maydayFandL


「山谷」そして「歌舞伎町」。暴力による支配が蔓延し、搾取が、収奪が、執拗に繰り返される。そして搾り取るものが無くなれば、わたしたちは廃棄される。

まるで異世界の者を見るように人々は差別を隠さず、石を投 げつけられて血を流す者をさらに排除し、奪われたものを奪いかえそうとする者に唾を吐きかける。日雇い労働者とその闘いを記録した山岡強一さんが制作途上で殺されて30年の今年、自由と生存のメーデーでは『山谷―やられたらやりかえせ』と『キャバクラユニオンの 闘いの記録』を上映し考えようと思う。

手配師を囲み声を張り上げる30年前の映像に女の姿は無い。だが商品として用意される女は当時も今もその直ぐ傍らで、いや、あらゆる場所で集められる。過剰なネオンの下を歩くだけで、女たちはスカウトから値段を付けられるのである。

30年経ても自由と生存が脅かされる現状は変わらない。わたしたちはさらに細かく切り刻まれ、携帯の画面から収奪されるためだけのような賃労働を手に入れる。 常に晒される暴力支配と収奪の中、抗い続け、指先を伸ばす先に何を掴もうとしているのか。いま「山谷―やられたらやりかえせ」を見て、アンダークラスが共にたくらむことは可能だろうか?

論点提起者に平井玄、布施えり子、竹信三重子を迎え、アンダークラスの闘いを構想したい。

「暴力を脅かすためにわたしたちは集まり、
    共にたくらみ奪い返す」

2016年3月
「自由と生存のメーデー2016実行委員会」