朝駆けの仲間とともに本社前

本社の入口は動員されたとおぼしき社員が詰め、経営陣も顔をひきつらせて覗きにきている。すぐさま分会長・交渉団が入り口を開けさせ、すでに申し入れてあった第三回団交の日程確定を要求。有無を言わさずこれまでの経営側の不誠実きわまりないやり方に対して火の吹くような糾弾の嵐! 怒号! 交渉に平行してマイクを使って道往く人々へも情宣を続け、「アルバイトだって同じ労働者だ、同じ人間だ! この問題は私たちだけの問題でもなく、アルバイトだけの問題でもない。すべての働く者の問題」と、分会長も怒りのこもった真摯なアピール。関東礦油本社前でも何が起きたのかと往来する人々の注目は高く、ビラもすぐになくなる。しばし立ち止まって見ていた人が「頑張って。こういうの見ると感動するわ」と声をかけてくれる。そして交渉団の怒涛の攻勢で常務を交渉に引きずり出し(まさに大衆団交状態!)、4月10日の第三回団交の開催をかちとることができた。関東礦油からの解雇通知は撤回されていないものの、交渉中の事実を突きつけ、10日までの「棚上げ」を確認させる。最後に再び解雇撤回を叩き付ける怒りのシュプレヒコール。終了したのは10時頃、約一時間の集中的な行動だったが、前日のスタンド占拠・大衆団交の力とあわせ、状況は確実に動きはじめている。

25・26日とご支援いただいたすべての仲間の皆さんに厚くお礼申し上げます。フリーター全般労組ガソリンスタンドユニオンは闘い続けます。引き続き、ご注目・ご支援ください。

追記:団交再開が決まりましたので、スト解除の予定。状況次第で流動的になりますが、ブログで逐次情報を更新していきます。