ホテヘルLoversのSは団体交渉に応じろ!*1

仲秋の名月の今夜、フリーター労組は、池袋北口のホテルヘルスLovers(西池袋1−31−6元ビル)に対し、争議行動を行いました。

7月25日、ホテヘルLoversのS氏は、従業員のAさんを突然解雇。理由の説明もなく解雇されて困ったAさんは、F労に加入、組合は、解雇の撤回と労働基準法に基づく残業代や深夜割増分などの未払い賃金を要求して交渉を申し入れました。

S氏は、組合に対して「Aさんが店の客を他店に流そうとしているという噂を聞いた」という噴飯ものの解雇理由を説明し、それでは通らないとみるや解雇理由を二転三転するという不誠実な対応に終始しています。

さらに、7月分の賃金は未払いのまま、解雇予告手当も支払っていません。

S氏は、当日欠勤3万円、無断欠勤5万円(土日・祝日は倍額!)を従業員に課すなど、法律をまったく無視しています。

また即日解雇以降、同業他社に対して、Aさんを雇わないようにふれて回るなどの嫌がらせを繰り返し、従業員寮からの追い出しも行っています。

第二回の交渉では、S氏は「交渉委員」なる肩書きで、従業員だという益子雄弛なる人物を同席させました。しかし、この益子という人物は交渉経過を無視した発言を繰り返すばかりで交渉を妨害し続けました。しかもS氏は組合側が事前に送付した要求書について検討することすら拒否し、あげくのはてに一方的に席を立ちました。

今夜の行動では、店の前で宣伝をしつつ、申し入れ書を持った一団は店内へ。S氏は不在だったので、対応した社員に、誠実に交渉に応じるよう釘を刺しました。

この申し入れのさい、久しぶりに職場を訪れたAさんが、職場の仲間に確かめたところ、一様に益子などという人物は知らない、という返事。従業員だというは本当でしょうか。

店の前でビラをまいていると、周辺の飲食店のみなさんが様子を見にきてビラを受け取ってくれました。周辺を通行している方たちにも関心をもってもらえました。反応は上々です。

私たちは、話し合いによる問題解決を求めています。S氏の不誠実な対応に断固抗議するとともに、誠意ある対応がみられるまで、あらゆる手段を駆使して、争議行為を続けていきます。S氏は、誠実に話し合いに応じろ!