10月9日・コミュニティユニオン首都圏ネットワーク1日行動

それぞれのユニオンが交渉している巨大企業、悪徳企業の社前を回ります。

神奈川シティユニオンとアスベストユニオンが争議中の本田技研工業(株)。青山一丁目駅の近く。下請け企業でのラテンアメリカ系労働者の解雇やアスベスト労災が問題になっています。あのホンダが。。。




横浜シティユニオンが争議中の(株)サークルKサンクス。本社は勝ちどき駅の近くです。鶴見市場店で働いていたOさんは、ほぼ2人分のシフトを一人でこなすような長時間労働と店長によるいじめなどが原因で、医師から「心神衰弱状態」「家族以外の人との面会は困難」と診断される事態に。今年2月に鶴見労基署から精神疾患で労災認定されました。Oさんの賃金は毎月サークルKサンクスが振り込んでいるにもかかわらず、同社は、「給与支払いの代行事務をしただけ」と、経営権限のほとんどないT店長に責任を押しつけ、よこはまシティユニオンとの団体交渉を拒否しています。


錦糸町駅前のアルカセントラルビルの8階にあるエムティエスジャパン(株)。車両の耐久性や性能試験機などを輸入販売している米国系企業で東京管理職ユニオンと交渉中です。マネジメント担当部長は今年8月、コストダウンのためとして8年間勤務した労働者に対し、退職勧奨をしました。「ノー」と言ったところ、9月末で解雇を予告し、労組との団体交渉中に解雇を強行しました。しかし、会社は、今年1月には会費拡大となる会社移転を行っており、従業員の解雇で経費の相殺をはかる許し難い「マネジメント」です。




ほかにも、神奈川シティユニオンが交渉中の三菱重工業(株)、東京ユニオンが交渉中のアボットジャパン(株)、(株)明石書店(あの、人権関連の本をたくさん出している「反貧困」の出版社!)に争議行動を行いました。