【グッドウィル「データ装備費」2年分のみ返還へ】

「非正規労働通信」23号 (2007.6.21)より
本日(6月21日)、グッドウィルグループは、グッドウィルユニオンに対して、「データ装備費」を2年分だけ返還することを文書で回答してきました。 報道各社にも、同じ内容の文書を送っている模様です。
しかし、今までにデータ装備費として40〜50万円も取られたという相談が多数寄せられています。多くの派遣労働者は、2年分だけ返されて納得するものではありません。
会社は、「データ装備費」を「物損があったときの保険料」などと説明していましたが、実際には保険料として使われておらず、会社が騙し取っていた不当利得であることは明白です。
私たちグッドウィルユニオンは、少なくとも10年以上さかのぼって返還するよう求めて闘っていきます。
また、集合時間からの未払い賃金についても引き続き支払うよう求めて交渉していきます。

〜以下は、会社からの回答です〜
平成19年6月21日
「データ装備費の問い合わせに対する株式会社グッドウィルの対応について」
グッドウィル・グループ(株)
広報IR部長 大迫一生
「データ装備費」制度については、既に平成19年5月1日に廃止をしておりましたが、「データ装備費」の取り扱いについて検討した結果、平成17年5月1日から平成19年4月30日の就労に関してスタッフの方にご負担を頂いたデータ装備費についてお支払い対応することに決定しました。
お支払いのための具体的な手続きについては決まり次第お知らせしますが、遅くとも7月1日には対象スタッフの方に対して個別的な連絡を発送する予定にしております。

派遣ユニオン 関根秀一郎
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