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日本希望製作所 連続セミナー第1回
「韓国の非正規労働者問題と解決への取り組み」

日時:3月21日(金)19:00〜21:00

場所:日本希望製作所 事務所
住所:東京都中央区銀座4-14-11七十七ビル3階
TEL/FAX:03-6410-5915
E-mail:hopemaker@hopemaker.org

主催:日本希望製作所
協賛:フリーター全般労働組合

資料代:1,000円 / 事前申込み制

申し込み方法:氏名、所属、連絡先を明記の上、FAXまたはE-mailにて事務局までご連絡下さい。

テーマ:日本では近年、経済のグローバル化とともに労働分野の規制緩和が進行し、「ワーキングプア」「格差社会」「ネットカフェ難民」といった雇用の不安定化がが語られ、これまで隠されてきた「貧困」が社会問題化しています。
 一方、韓国ではFTAの拡大など日本以上に急速なグローバル化が進展し、解雇規制の緩和や労働者派遣法の制定など、雇用の非正規化・流動化が進む中で、労働組合による幅広い反対闘争や非正規労働者保護法制の整備など雇用規制を強める動きも広がっています。
 同様の問題を抱え、制度的にも類似点のある、日韓の非正規労働者問題について、日本希望製作所の理事であり、労使関係論をご専門とする呉学殊さん(労働政策研究・研修機構研究員)より日韓の比較も含めて解決に向けた取り組みについてお聞きします。

■講師プロフィール

氏名:呉 学殊(オウ ハクスウ)
東京大学大学院博士課程修了(社会学博士)、1997年労働政策研究・研修機構(旧日本労働研究機構)に就職し現在にいたっている。主な論文、著書は、2004「パートタイマーの組織化と意見反映システムー同質化戦略と異質化戦略―」『日本労働研究雑誌』No.527。2007「CSR企業別組合の役割」、稲上毅・連合総合生活開発研究所編『労働CSR-労使コミュニケーションの現状と課題』、NTT出版。2007「グローバル化と韓国の労働事情」、労働調査協議会『労働調査』2007年11・12月号。P.24―28担当。2007(共著)「労使関係からみた組織再編をめぐる現状と課題」労働政策研究・研修機構『日本労働研究雑誌』2008年1月No.570、P.49―51担当。

●希望製作所とは…
2006年3月に韓国で誕生した市民参加型シンクタンクです。「一人一人の小さなアイデアが社会を変える」というキャッチフレーズのもと、市民のアイデアを集め、政府や企業に政策提案を行う「社会創案センター」、創意的な小企業を支援する「小企業発電所」など、オルタナティブを提案する組織としてユニークな取り組みを行っています。日本希望製作所はその支部として2007年6月に設立され、日韓交流事業を中心に活動しています。