フリーター全般労働組合2009年2月の活動報告

(1)解決した労働問題
・DTP会社における残業代・手当未払い、およびそれに伴う退職勧奨が2組合員に行われた問題について、当該2人が納得できる条件での和解が成立しました。

(2)争議中の労働問題
・これまでも他労組と争議を生じていた、静岡・神奈川を中心に展開する秀英予備校東証上場企業)がこの新年度、非常勤講師への大量解雇攻撃を行ってきました。
首都圏からの遠距離をものともせず、私たちは各校舎への連日の抗議を展開しています。
大学受験目前で、教室で自習する受験生からの直接の抗議もありましたが、私たちは真摯に話し合いました。
講師という立場に生徒という立場から抗議する生徒たちとそれを受け止める私たち、対するに雇用者という立場なのに講師からの声をすべて抹殺する経営陣=渡辺一族とのあまりの落差が対照的でした。
・また、大手IT企業ネットが、「自主退職か懲戒解雇か」というあり得ない二者択一を迫るという、前代未聞の退職強要を行ってきたことに対し、抗議の声を挙げはじめています。
退職強要の一部始終がすべて文章で残されているのにここまで居直る会社を許せません。
差別主義者=退職強要を直接行った課長、またその強要を直接許諾した部長を、私たちは決して許さない!
私たちは、これら卑劣な企業を、地獄の底までも追い詰めていく覚悟です。
みなさんも、ぜひ、ご支援をお寄せください。

(3)住宅部会
丸ノ内線四谷三丁目から徒歩1分という、交通超至便な場所に位置するアパートを、私たち自身の手で改装し、「自由と生存の家」として提供しようとする企て、いや取り組みが行われています。
これまでも、労組組合員や賛助会員が、室内清掃や備品リサイクルのために汗を流してきました。
ただいま、各部屋の内装改善のため、毎週月曜日を中心として物理作業を行っています。ご支援いただける方、ぜひご協力をお願いいたします。

(お問い合わせは union@freeter-union(at)org 〔(at)を@に変えて下さい〕までお寄せください)