大勢の組合員で、高円寺のキャバクラ店へ申し入れに行きました!

蒸しあつ〜い、参議院選挙真っ只中の7月11日(日)。我々フリーター全般労働組合キャバクラユニオンプレカリアート争議団は、キャストの賃金を支払わず団体交渉を拒否し続け、そして逃げようと目論んでいる高円寺のキャバクラ店『CLUB DUO(杉並区高円寺南4-25-7 B1F)』に、団体交渉に応じるように申し入れに行きました。

団体交渉に応じなかったり不誠実な対応をするお店や企業に対しては、争議を行います。

良い機会なので説明しますが、日本国憲法第28条では団結権・団体交渉権・争議権を保障しています。これを労働三権といいますが意外と知られていません。ブログを書いている私自身、労働組合に入るまで知りませんでした。

そして、警察は争議に介入できず、争議行為自体は犯罪として処罰されません。(労働組合法1条2項、刑事免責)

ということで、憲法で保障されている権利を行使するために、未だ賃金未払いを続けている高円寺のCLUB DUOまで来たというわけです。

この店は本当に酷い。ノルマなしの約束でAさんはキャストとして働いていたのですが給与明細をみてびっくり。「ドリンク差額」という名目で聞いたこともない金額が引かれていたのです。最初は保証といわれていた時給も半分に下げられてしまった。そのために1月前期の給与は2200円に!

店の説明は、「1時間にドリンク2杯飲まないと罰金なんだよね」ということ。じゃあこれノルマ罰金じゃないですか、そんなの聞いてませんということでAさんは組合に加入して交渉を申し入れました。ところが高円寺CLUB DUOは組合からの交渉申し入れを無視しています。自分でグループナンバー2といっていた佐藤氏は「話すことなんかなくないですかぁ〜?」ととぼけています。

仕方なく組合は4月9日にCLUB DUO に対して争議通告をしました。

しかーし。
その後も組合から書面を出しても無視し続け、労働組合事務所からの電話にも出ません。

もう我慢の限界だ!
ということで、大勢の組合員を引き連れ高円寺CLUB DUOまで来たのです。

キャバクラユニオンは、店が交渉に応じるまで、キャストに賃金がちゃんと払われるまで争議活動を継続します。

今日、組合からの電話に出たCLUB DUOの上野さん。電話でお話した通りです。よろしくお願いしますよ。ナンバー2の佐藤さんにもよーくお伝えください。

明日には争議の模様をYouTubeにアップしますから、佐藤さん上野さん良く観てくださいね。またそちらに伺いますよ。


団体交渉を拒否している他のキャバクラ店さん。
次はあなたのお店に行くかもしれません。