歌舞伎町キャバクラ

この会社は歌舞伎町でキャバクラを経営する会社です。この会社は、キャストをメール一本で解雇して給料支払いをしらばっくれ、ドレスを紛失したまま弁償もしない店です。そればかりか組合との交渉に誠実に応じることなくいたずらに交渉を引き延ばし続けています。

■体調悪く帰ったらメールで解雇した「キャバクラ」
Aさんは、2009年11月末から2010年1月初めまで、歌舞伎町の「キャバクラ」でキャストとして働いていました。ところがです。Aさんはとつぜん勝手に時給を下げられるなど約束に反する行為をされだしたのです。しかもこの店は全員が連日、早朝に無給でミーティングに参加させられる店でした。ある日、体調が悪かったAさんは、早朝のミーティングを欠席して帰宅しました。すると突然「クビだ。給料は払わない」とメールで解雇されたのです。

■キャストを「軟禁」して未払いをのませようとする店
その後スカウトから「悪いから、系列店で働かないか」と誘われたAさんは、午後7時〜午前1時の約束で勤務することになりました。未払いになっている「キャバクラ」の給料を上乗せして支払うという約束でした。ところが店での時給は、約束と異なっていたのです。2010年2月、Aさんは未払い賃金の支払いを求めてキャバクラユニオンに加入しました。すると統括は、「これまでの温情を裏切るのか!」「上乗せするから・・・」などと3時間にわたってAさんを軟禁して個別交渉を強いたのです。

■不誠実な交渉姿勢
キャバクラユニオンはAさんとともに、店と3回にわたって交渉を持ちました。ところが店は、組合に加入したAさんの時給を一方的に下げたり、接客させずに23時ごろに帰宅を命じるなどの行為をくりかえしました。途中、店側が紛失したドレスの弁償、未払い労働債権の店側計算の開示については約束しましたが、6月に決定していた団体交渉を統括の個人的事情で延期したまま連絡を取らないようになってしまったのです。その後も「スケジュールの調整をしている」、「風邪をひいた」などと団体交渉に応じようとしません。

はたらいた分の賃金を支払うのは当然のことです。自分の責任で紛失したものを弁済するのも当然のことです。誠実に交渉に応じて下さい。いいかげんにしろ!! まじで!!