自由と生存の家第2号開設に向け皆さんにご支援を呼びかけます

フリーター全般労働組合の活動を母体に始まった住宅確保事業、一般社団法人自由と生存の家からご支援のお願いです。

活動の様子は、自由と生存の家ウエブサイトをご覧ください。http://freeter-jutaku.org/

2009年2月に新宿区四ツ谷の地でスタートした自由と生存の家も2012年2月で3周年を迎えました。
四ッ谷の自由と生存の家は、工事の遅れもありながら2009年8月には完全オープンを達成し、生活に困難を抱える多くの仲間を家に迎えることができました。これまで、私たち一般社団法人自由と生存の家(自由と生存の家実行委員会)を資金面、工事などの面でなど多方面から支えてくださったみなさんにあらためてお礼を申し上げたいと思います。

これまでの活動を通じて私たちが目指してきた、住まいを基盤とした支えあい運動の構築という目標は、生活困難を抱える仲間への制度活用支援や住民自治会の立ち上げ、仕事づくりに向けてのシンポジウムや毎月定例の「自由と生存の野菜市」の開催など着実に前進しています。また、「家」への入居をきっかけに次のステップに進む仲間も生まれています。

「野菜市」は都市で不安定な生活を強いられている仲間と地方で不安定な生活を強いられている仲間(農家など)との連帯活動として今後の発展が期待されています。自由と生存の家の入居者のライフヒストリーを聞いて行くと、80年代から続く自由化・規制緩和の中で家業や仕事を失い派遣労働者になったという経過を辿っています。人材を奪われた地域社会は崩壊しつつあり、農村部での孤独死といった問題もこのことと無縁ではありません。都市と地方を結び交流するという試みは私たちが避けて通れないテーマのひとつとなっています。

自由と生存の家はこの3年のさまざまな経験を経て、多くのノウハウを得ることができました。私たちは、この蓄積を元に、茨城の仲間にノウハウを提供し、自由と生存の家・茨城を開設。http://d.hatena.ne.jp/seizonIBK/
さらに、都内にも次の自由と生存の家の設立を目指しています。家の運動を広げていくことは当初からの目標ですが、現実の問題として四ッ谷の家は常に定員いっぱいの状態であり新たな部屋が必要になっています。

ただ、残念ながら私たち自由と生存の家実行委員会には家の第2号を開設する資金的なゆとりがありません。現在、都内に物件の候補がありますが、第1号開設で大幅な予算超過を来たした事も一因ですが、これまでのカンパや事業収入だけでは新たに物件を確保し改築するには到底足りないため足踏み状態となっています。そのため、前回に続き今回もみなさんにご支援を求めたいと思います。具体的にはどうしても改修工事のため300万円が必要です。

みなさん、ご支援・ご協力をお願いいたします。

2012年2月1日
一般社団法人自由と生存の家/自由と生存の家実行委員会
代 表   大平 正巳

<ご寄付の振込み先>郵便振替口座つくりました!

●郵便振替口座
記号・番号 00210-1-134891
名義 自由と生存の家実行委員会

他行からの振り込み
●ゆうちょ銀行
店名 〇二九(ゼロニキュウ)店(029)
預金種目 当座
口座番号 0134891
名義 自由と生存の家実行委員会

◆お問い合わせ:一般社団法人自由と生存の家/自由と生存の家実行委員会
〒160-0005 東京都新宿区愛住町3番 自由と生存の家 B102
電話/FAX: 03-6273-2517
mail;info@freeter-jutaku.org  web;http://freeter-jutaku.org/