シャノアールが「ゆとり差別」に踏み込んだ!
全国でカフェ・ベローチェ、コーヒーハウス・シャノアールなどを運営する、「株式会社シャノアール」(http://www.chatnoir-jp.com/)は、改正労働契約法の完全施行を目前に、法改正の趣旨を曲解したアルバイトの大量雇止め(解雇)を計画しています。これに対してフリーター労組では、1月30日付で、雇止め撤回などを求める要求書を提出していました。
http://d.hatena.ne.jp/spiders_nest/20130130/1359551711
その回答期限である2月28日、会社からおどろくべき回答が返ってきました。シャノアールは、「ゆとり世代の第一世代」は、「退職率が高い」「精神疾患の罹患率が高く」どの会社も「対応に苦慮している」などと回答してきたのです。
それだけではありません。
「大量雇止め」の撤回を求めた組合に対して、会社は対象者が「5000名のアルバイト」のうち「約120名」であることを明らかにしています。5000名のうち120名。5000と120.だから? 大したことがないとでもいいたいのでしょうか。
また、対象者120名が在籍する店舗ではすでに「後任者の育成」を進めていると言います。しかし、なぜ「後任者の育成」のコストを支払ってまで、経験あるアルバイトを切るのでしょうか。そのまま雇い続ければいいじゃないですか。120名の生活をどう考えているのでしょう。
さらに会社は、長くつとめたアルバイトの首を切ることが「新任店長にとって店舗運営しやすい環境づくり」になるとまで言っています。アルバイトは長くはたらくと邪魔なんですか? これはフリーター労組への挑発ですか?
そもそも「アルバイトで生活を支えているのであれば、契約社員への応募等の道があります」と会社は書いていますが、ほんと怒りますよ。アルバイトは家計補助的な労働なんだから別にいいだろ、とでもいいたいのでしょうか。シャノアールでいったい何名が契約社員への転換を果たせているというのでしょうか。安くこき使ってきて、それで安くコーヒーを提供して、それであんたの稼ぎは大したことないから無くなっても問題ないだろ、っていうのですか?
ああもうこれだけではありません
でもとりあえずこれで置きます。
またちゃんと言うからね。まってて。