自遊空間は解雇を撤回しろ

[ランシシテムに対して誠実な対応を求めます。]
組合は株式会社ランシシテム対してAさんの解雇を撤回をすること、Aさんに対し会社が申し立てた裁判を取り下げること、問題解決のために組合と誠実な団体交渉をおこなうことを求めます。

[コミュニティユニオン首都圏ネットワーク1日行動とは]
コミュニティユニオン首都圏ネットワークとは、個人加盟が出来る労働組合が集まった団体です。各労働組合で争議化している案件について、合同で抗議行動をします。
フリーター全般労働組合からは、前回の6月にも本社前争議行動を行ったネットカフェ[自遊空間]というブランド名で全国展開する株式会社ランシステムをエントリーしました。

[他の従業員に君は嫌われている]など言われクビ
組合員であるAさんは「自遊空間横浜西口店」で働いていました。しかし、2012年12月に勤務後に、当時の笠井店長に呼び出され「他の従業員に君は嫌われている」「他の従業員の制服に画鋲を仕掛けたり、ボールペンを折ってポケットに差し込んだりしたのは君だ」などと根も葉もない理由を告げられ解雇を通告されました。
Aさんは解雇理由に納得がいかなかっため、会社に解雇理由証明書を請求しました。ところが会社から送付された解雇理由証明書には、「勤務態度または勤務成績が不良であり改善が見られない」「清掃において決まった道具を使わない、備品の置き方等、店舗ルールを守らない。何度も指導したにも関わらず改善が見られない」などと、笠井店長から告げられたものとは全く異なることが書かれていたのです。しかもこれらは全く事実と異なる大うそであり、根拠のない誹謗中傷でした。

[団体交渉において不誠実な対応]
この解雇問題を解決するため、Aさんはフリーター全般労働組合に加入し、団体交渉を行いました。組合はAさんを解雇する理由について説明を求めましたが、会社は客観的かつ合理的で社会通念上妥当な説明をいっさいしていません。

[本人に訴訟を提起]
組合は、会社の不誠実な対応を不当労働行為と判断して争議活動を行ってきました。ところが株式会社ランシステムはあろうことか、Aさん本人を相手取って訴訟を提起したのです。アルバイト従業員だから金もなく、訴えれば折れるだろうとの目算でしょうが、まったく卑劣な手段です。組合は、解雇の撤回とAさんへの訴訟の取り下げを求めて今後も取り組みをしていきます。問題解決のためには皆さんのご協力が必要です。ご協力、ご支援よろしくお願いします。