都議会は生きることを非合法化するな

27日の都議会本会議で、「安全安心まちづくり条例」が改悪されようとしている。11時に都庁前広場で抗議行動があるのであつまろう。

「安全・安心まちづくり条例」の改悪に反対する

「安全・安心まちづくり条例」の改定案が17日にも都議会に提出され、27日には本会議で採決、この4月1日から施行されようとしています。今回の改定は、繁華街への来訪者を含む「事業者等」に「繁華街等の安全・安心を確保するために必要な措置を講ずる」努力義務を課すものです。また規制対象は地域住民と事業者、警察などで構成する「協議会」が作成する指針に白紙委任されています。
今回の改訂が実施されれば、ストリートミュージシャンパフォーマーの表現が規制されるだけでなく、不当解雇や賃金未払いを続ける事業者(!)に対して労働組合が取り組んできた社前での宣伝や署名活動、チラシ配りなども規制されます。たとえば京品ホテル争議のように組合が社前で街宣をすれば、たちどころに条例違反になるでしょう。
これでは事業者の不法・不正があっても、組合はそれを社会に訴えることができなくなります。劣悪な経営がのさばらせる今回の条例改定に私たちは断固反対します。

2009年3月17日
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