フリーター全般労働組合: 2010年8月の活動報告

<F労解決案件>

・学習塾において行われた「雇い止め」=不当解雇、および講師の労働者性について争っていた問題で、当該が納得する条件での和解が成立しました。

・1ヶ月という超短期の有期雇用を繰り返し、ホテルへの派遣を行っていた会社が、一方的に再契約を拒否する「雇い止め」=不当解雇を為してきた問題で、当該が納得する条件での和解が成立しました。

・賃金未払い案件において、会社が責任を取れず、会社への出資者に支払いを求めていた問題で、当該が納得する条件での和解が成立しました。


<P団争議案件>

国立市にある清掃会社の有限会社クリーンウェーブは、ハローワークにパート求人をしておきながら、面接に来た人すべてに「請負契約」を強制し、実際には労働者として働かせています。現職3人・元職2人は未払い賃金の支払い・違法な罰金の返還・雇用保険加入・月給制の導入などを掲げ、F労に加入し団体交渉を申し入れましたが、会社側はその申し入れを理由に現職の就労を拒否、さらには自ら確保した交渉会場を当日直前にキャンセルするなど、絵に描いたような不当労働行為を堂々と行ってきています。F労はクリーンウェーブに対し、不当労働行為をただちに辞め、団体交渉に応じ誠実に対応することを求めています。

・赤羽の昼キャバクラ「アイビス」(北区赤羽1-3-16 CDSビルB1F)は、以前「ジャイル」という名前で営業していました。ここで働いていたボーイのXさんは未払い賃金の支払いを求め、キャバクラユニオンに加入し団体交渉を行い、和解協定書を締結しました。しかし店側は協定書で約束した和解金の支払いを拒んでいます。F労・キャバユニはこのような和解の一方的破棄を絶対に許しません。今後アイビスに対し、徹底的な争議行動を行います。

・恵比寿のキャバクラ「アビーロード」(渋谷区恵比寿南1-4-13)は、キャバクラユニオン組合員Aさんを含む大量のキャストを賃金未払いのまま突然解雇しました。団交拒否のアビーロードに対し、キャバユニは東京都労働委員会に不当労働行為救済申立を行いましたが、店側は都労委の出張呼び出しを無視し続けています。F労・キャバユニは、都労委の場に店側を引きずり出し、労働組合に対するなめくさった姿勢を公の場で徹底的に追及し、未払い賃金を取り返すために闘います。

・その他、立川駅北口の熟女キャバクラ「ブラックキャット」、remix(アウトバーン)、秀英予備校などにおいて争議状態を継続しています。


<その他活動報告>

・8月1日、F労定期大会か開催されました。今後1年間の活動方針が話し合われ、また役員選出が行われました。